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必見!とても気になる「3年後離職率」を知る方法
皆さんが企業研究を進めて行くとき、「3年後離職率」を知ることは、その企業の入社後の雰囲気を知る一つの材料となり得ます。就活時に離職率を把握することで、自分のキャリアプランを検討できるようになることでしょう。
建設業の3年後離職率はどれくらい?
2023年10月20日、厚生労働省は新規学卒就職者の就職後3年以内離職率(大卒・全業種)を32.3%と発表しました。 この数値は前年対比で0.8%上昇したとのことです。
この中で、建設業に従事する新卒(大卒)の3年後離職率は30.1%!平均よりわずかでも下回るのは幸いですが、新卒社員の3人に1人は3年以内に入社した企業を退職していることになり、実はこの数値、例年あまり変わっていないのです。
3年後離職率を知る方法は?
会社説明会などで「何か質問はありますか?」という問いかけに、安易に「御社の離職率は何パーセントくらいですか?」と聞いてしまうと、一瞬、人事担当者の顔色が変わったり、場の空気が微妙になったりすることもあるので要注意…。おそらくよい結果にはならないと思われますので、避けていただきたいところです。
但し大手企業は離職状況について、情報開示していることが多く、企業研究を進める際に確認することができます。以下は代表的な確認方法になりますので試してみましょう!
●就職四季報:
「就職四季報(東洋経済新聞社)」などの出版物には企業の基本データとして離職率が記載されています。その他役立つ情報満載なのでぜひ確認をしましょう。
●ネット活用:
「企業名 + 3年後離職率」をキーワードに検索をしてみましょう。企業が掲載しているIR情報や「口コミサイト」に記載された情報がヒットする場合があります。またマイナビほかの就活サイトに掲載されていることもあります。
●その他:
さらに詳しく企業情報を知りたい場合は、「有価証券報告書」や帝国データバンクなどの調査報告書を閲覧する方法もあります。
大切なのは実情を把握すること
但し、離職とはいっても、資格取得してステップアップを目指す場合や独立、家庭都合で出身地に帰任するなど、理由は人それぞれですので、数値だけにとらわれるのはナンセンスです。
早期離職の原因といえば、入社してからの「こんなはずじゃなかった」これに尽きると思われます。細かな部分では職務とのミスマッチや希望と異なる配属、入社前に聞いていた勤務時間や給与とのギャップ、職場の人間関係などになるでしょうか?
離職率は目安として、採用担当者との対話やOB・OG訪問を通して実情を把握し、自身が思い描くキャリアプランに合った企業を見つけられるようにしていきましょう。
「石の上にも三年」という標語は「どんなに辛くても三年は辞めるな!」ということではなくて、「我慢強く耐え忍べば、必ず成功することができる」というのが本来の意味です。
建設技術者としてひと通りの経験を積み、一人前になるには、三年は必要と言われていますし、資格取得も課題ですよね!三年後にあなたはどれほど成長していることでしょう!
社員教育や人材育成に熱心な企業であれば、予め三年後のキャリアパスが示されているものだと思います。そこをしっかりとつかんでいきましょう!
(本記事は総合資格naviライターkouju64が構成しました)