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【就活情報】PREP法をマスターしよう!自己PRは、説得力のあるアピールで差をつけよう!【例文付き】
就活においては、ESや履歴書などの書類選考を突破することが第一関門。
最近ではインターンシップでも、応募がエントリー形式で、志望動機や自己PRを求められることが多くなっています。熟慮して臨める場合は、まだよいとしても、会社説明会に参加した際に、その場でいきなり手書き記入を求められることもあり、これには相当に苦手意識をもつ方が多いようです。
自己PRを魅力的に書くには構成が重要です。そこで役立つのが「PREP法」という文章テンプレートを用いることです。本記事ではPREP法を用いた自己PRの書き方について解説をします。メリットや注意点を理解してマスターしていきましょう!
企業が「自己PR」を求める目的はどこにあるのか?
企業が新卒採用で自己PRを求める目的は、どこにあるのでしょうか?まずはその意図を理解することが重要です。自分が好む独自な表現をすることではなく、相手の期待に応える回答が評価されること。これはルールといってもよいでしょう。
自己PRは主に次のような目的で質問されています。
1.適性の確認
⇒応募者が企業の価値観や業務内容に適しているか判断するため。自己PRから、仕事に対する姿勢やモチベーションがうかがえます。
2.個性の把握
⇒応募者の人柄や性格を知るため。これにより、企業や組織風土に馴染めそうか、判断しています。
3.実績の評価
⇒経験や成果を具体的に知ることで、応募者がどのような能力を持っているのかを判断するため。特に、問題解決能力やリーダーシップ、コミュニケーション能力などを見極めたいときに有効です。
4.熱意の確認
⇒応募者がその企業や業務に対してどれだけ熱意を持っているかを測るため。自己PRの内容や表現方法から、真剣さや意欲を感じ取ることができます。
採用担当者は、多くの応募者から、自社とのマッチングを意識して書類選考しています。特に応募者の人数が多い場合は、「落とす人と、残す人」に分けて、次の選考ステップに移っていくため、この第一関門を突破することを十分意識して臨む必要があります。
「PREP法」とはなにか?
「PREP法」とは、文章で説明などのプレゼンテーションをつくるためのテンプレートであり、思考法です。これを応用することで、必要最低限の文章で、わかりやすく説得力のある文章をつくることができます。 それは次のような形式です。
★PREP法で得られるメリット・自己PRに有効といわれる理由
1.相手が理解しやすい文章を作成できる
⇒結論を最初に示すことで、話の方向性が理解しやすくなる。さらに、理由、根拠を続けることで具体的で説得力のある文章を作成できる。
2.結論を印象付けられる
⇒PREP法では、最初と最後に2回結論を提示するため、読み手に強く印象付けることができます。
3.具体的で説得力のある文章を作成できる
⇒PREP法では、「結論」の次にそれを裏付ける「理由」、「理由」の次にそれを裏付ける「具体例」の流れで構成され、文章で根拠付けされるために説得力を持たせることができます。
4.文章作成が楽になる
⇒毎回、PREP法に則して文章を作成することで、構成を考える手間を省くことができるため、予期せず求められた場合でも、短時間で文章を作成することができます。
★PREP法のデメリット。不向きな場合もあるため注意すること
1.長文には向かない
⇒PREP法最大のメリットは、要点を簡潔に伝えられることです。数百字程度の文字数を求められるような、長い文章には不向きで、結論が最初にくる形式は、ストーリー構成に向いていない面があります。
2.会話やスピーチには向かない
⇒研修会の発表やプレゼンに向くPREP法ですが、日常会話やスピーチでは、段々と話題が展開して、最後に盛り上がるような「エピソード」が重視されます。
3.感情に訴えかける文章には向かない
⇒結論からわかりやすく説明を展開するPREP法は、理路整然と冷たい印象を与えてしまう傾向があります。場合によっては避けた方がよいこともあるでしょう。
これらPREP法の特性を知ったうえで、思考をまとめる方法として活用して、場面に応じて欠点を補う文章表現を追加することは可能だと思われますので、慣れるまで意識して練習をしていきましょう。
また、自己PRで最も重要なポイントは、自分の経験や強みを「入社後どのように活かせるのか」までを伝えることで、企業に「入社後の具体的な活躍」をイメージさせることにあります。「求める人材」を把握して、企業ビジョンやキャリアパスに応じた「活躍のイメージ」を自分の「将来のビジョン」とすることは、そのまま志望動機や入社への熱意につながっていくものです。練習する際は、ここを意識するようにしていきましょう。
PREP法を用いた自己PRの例文
PREP法を用いた自己PRの例文をいくつか掲載します。自己PRを作成する際の参考にしてください。
(本記事は、総合資格naviライター kouju64が構成しました。)
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