
【建築学生団体・紹介】建築×合宿2025(追加募集中!)
今年20周年を迎えた「建築×合宿2025」は3月開催に向けて、現在、追加募集中です!
建築系学科の大学1年生、2年生が自主的に実施している合宿ワークショップ、建築×合宿2025は、2025年 3月16日より開催します!
「今年の枠にまだ空きがあります。本記事を確認して、建築×合宿2025に少しでも興味を持たれた方、ご参加されたい方はInstagramのDMに直接ご連絡ください!
※公式インスタグラムは、「こちら」から!
建築×合宿のすごいところ!アピールポイントやメリットなど
2024年度代表を務める神戸芸術工科大学 芸術工学部 環境デザイン学科2年 瀬あかりさんに、建築×合宿の「すごいところ」を3つ挙げていただきました。
・Point1:5泊6日泊まり込みで本気で建築を完成させます!
・Point2:やる気の溢れる建築学生が集合します!
・Point3:豪華な建築家さんからの講評をもらえます!
80名規模の建築系大学1年生、2年生が集合し、5泊6日の合宿で、グループ設計ワークショップに挑む建築×合宿は、参加することにより、短期集中で多くの成果を持ち帰ることができます!
特に多い感想は、「大学で本格的に設計指導が始まる前に、先輩に引っ張られて、設計体験ができたこと」、「他大学の建築学生と友達になれたこと。いまでも交流が続いています」など、仲間との出会いや、色々な考えを知ることができて、自分の視野が広がる効果を感じているようです。講師として参加するジュリストから、直接、エスキス指導や講評がもらえる点や春季休暇中に参加できる点なども大変魅力的ですね。
建築×合宿の主な活動
建築×合宿とは、関西を中心に全国から建築系学科1、2年生が毎年春季に集まり、5泊6日の合宿形式で講義・グループ設計を行い、一つの課題に取り組むワークショップで、今年で20周年を迎えました。
合宿の会期中、中間と最終日にジュリスト(講師)としてお招きした著名な建築家や専門家の方に、ワークショップで制作した作品の審査と講評をしていただきます。この合宿では、大学や学年の枠を超え、様々な人や考えに触れることで、新たな発見や学びを得ることを目指しています!授業では2カ月ほどかけて設計するところを、会場施設に泊まり込みで、集中して短期間で完成させることも、この合宿の特徴です。また6名から7名のグループで行うグループ設計は、全員が意見を出し合い、協力することが必要不可欠です。他大学の学生たちと、互いに意見をぶつけ合うことで、合宿後も続く強い絆が生まれます。
毎年、建築×合宿には、自主的にハードなスケジュールに立ち向かい、スキルアップを目指す意欲ある学生たちが集結するのです。
■定例会:ZOOMによる幹部ミーティングを月曜22時から月4回実施しています。
■年間スケジュール(2024年度の例)
建築×合宿2025の活動紹介
■幹部引継ぎから活動開始! 9月
建築×合宿2025の活動開始は9月!前年度ワークショップの企画・運営をした幹部から、本年度を担う新しい幹部に引継ぎが行われます。1、2年生が企画・運営するワークショップになるため、幹部となる条件は前年度に参加経験がある2年生で、今年も建築×合宿に参加して企画・運営を担う気持ちがあること。
そこで昨年度の幹部から後輩に幹部就任への打診が開始され13名の幹部が決定しました。幹部は代表、副代表、ジュリスト募集、会場決定、スケジュール決定、連絡などの役割を担い、合宿では各班に分かれて進行を管理したり、班長を含めた班の学生たちに助言したりして、自らもグループ設計に関わり、全体の運営を担います。
本年度幹部に「なぜ幹部として建築×合宿に参加することを決めたのか?」お聞きしたところ、「1年目は自分の意見を十分に設計に取り入れてもらえず、今年はより積極的に意見を出し、また1年生の意見もよく聞いて取り入れてあげたい。それならば、幹部となって関わった方がよいと思った」という意見や、「昨年、先輩が幹部をやっていて、手際よくしっかりと運営をしている姿に憧れた」「参加する以上は役に立ちたい。積極的に関わりたいと思った」などの意見が聞かれました。
■会場決定 10月
建築×合宿では、大勢の学生が5泊6日で活動するため、例年公共の宿泊施設、研修施設でワークショップを行います。建築×合宿2025の会場は「吹田市立自然の家もくもくの里」に決定しました。琵琶湖の西方、滋賀県高島市にあり、名称の通り周辺は自然あふれる環境です。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
■ジュリストへの声がけ開始 11月
建築×合宿では、ワークショップの課題作成やレクチャー、講義や審査・講評を著名な建築家や建築教員、専門家に講師依頼をしており、先生方のことをジュリストとお呼びしています。建築×合宿2025では4名のジュリストに登壇をお願いしていますが、候補を選出して依頼していくことを11月から開始しました。また、11月には建築×合宿2025のアイコンが決定しました。
■初回ミーティング、募集開始 12月
12月、企画の骨子が決定した段階で、運営費用や審査会場などの支援いただいている、総合資格と初回ミーティングを行いました。
建築×合宿2025のアイコン・会場・実施日程・参加費用をSNSで発表し、「応募期間: 2024年12月12日〜2025年1月19日」として募集告知を開始しました。
■合宿テーマ決定・課題作成・最終調整
2025年1月になり合宿テーマは「建築の領域」と決定しました。ジュリストと打合せを行い、ワークショップの課題作成をお願いしました。
1月19日に、1次募集、定員65名を一旦締め切りました。
2月に入り、ワークショップ準備を着々と進行していき、最終的な調整に入りました。
合宿中の詳細なスケジュールなども参加者に対してお知らせしていきます。
■3月 建築×合宿2025本番(予定)
いよいよ建築×合宿2025の本番開始となります。
初日3月16日はオンライン開催で、趣旨説明や幹部紹介、各班への参加者振り分けなどを行います。またジュリストからオンラインレクチャーが実施されます。
オンライン開催後半は、発表された各班に分かれてオンラインミーティングを行ない、翌日から始まる合宿に必要な準備や持参物を確認します。班員の自己紹介から、交流や役割確認などを行います。そして、いよいよ3月17日より「自然の家もくもく」に移動して合宿開始となる予定です。
■建築×合宿2024ワークショップの様子
記事作成時は建築×合宿2025は開催前となりますので、こちらでは昨年度開催された、建築×合宿2024の写真から合宿の様子を紹介します。
昨年度建築×合宿2023は3月11日から3月16日まで合宿を行ないました。
合宿中に各班でエスキスを進め、A1模造紙3枚に設計案をまとめ、本格的な模型制作まで行います。各班で意見を出し合い、エスキス案をまとめて会期中に模型完成まで進行するには、合宿で初めて同じ班となった学生6.7名で考えを出し合い、一致協力して案をまとめていくことが必要不可欠です。時間管理もタイトですし、模造紙へは手描きで案をまとめることになりますし、模型の制作分担も、メンバー全員が設計案を理解して行う必要があります。ここが合宿の醍醐味といえるでしょう。後半、模型制作が始まると、夜間は教室から各班の部屋に作業場を移して、深夜まで作業が続きます。
ジュリスト2名による中間講評は会期3日目の3月13日に実施しました。中間講評は班ごとにエスキスを受けられます。最終講評は3月16日に総合資格学院梅田校を会場として行いました。最終講評では4名のジュリストによる公開審査で上位入賞を決定して審査講評が行われます。
こちらでは、合宿中の成果物として制作された建築模型をご紹介します。
建築×合宿2025 代表よりメッセージ
建築×合宿2025は定員65名で募集を行ない、幹部を含めて78名となり、1月19日に一旦応募締め切りをしましたが、会場キャパシティに少し余裕があり、このたび追加募集を実施することになりました。参加資格は建築系学科の1、2年生です!
気になる方は、インスタグラムのDMに直接ご連絡ください!
※建築×合宿2025公式インスタグラムは、「こちら」から
建築×合宿2025メンバー構成(2024年度)
・合計人数:78人(男性:42人、女性:35人)※2/23現在
・学年人数: 2年41人、1年37人
建築×合宿2025各種情報
代表(2024年度)
神戸芸術工科大学 芸術工学部 環境デザイン学科2年 瀬あかり
代表メールアドレス : archicamp2023@gmail.com
各種URL
・X(旧Twitter) : 公式X(@archicamp2021)
・Instagram : 公式インスタグラム(archicamp2025)
※本記事に掲載した図版・写真は、建築×合宿 提供によるものです。
(本記事は、総合資格naviライター kouju64がインタビュー取材を行い、記事構成しました。)