建築学生の日常               ~活水女子大学4年~

活水女子大学/健康生活学部4年


Q1)建築を志したきっかけと現在の大学に進もうと思ったきっかけ

受験期に進路転機し、建築の道へ

私は元々小学校の教諭になりたいと思い県内の公立高校へ進学していました。しかし高校3年生の頃、教諭という職種に対し不安が募っており、元々建物物やインテリアを見ることが好きだったことから、建築を志すようになりました。現在の大学に進学したきっかけは、県内の国立大学で建築学部がなく私立で探していたということと、デザインの分野について広く学ぶことができる大学であることから選択しました。

 

Q2)好きな授業とその理由

建築デザイン(建築計画)

実際に敷地調査や周辺環境の調査を行い、建築物を計画する授業です。その授業では、大学近くの空き地に集合住宅を計画するもので、集合住宅に+αの要素を組み込む課題がありました。私は現地調査の際、温泉跡地があったことから、集合住宅に温泉施設を掛け合わせ、地域活性化の為の施設を提案しました。私は何かとじっくり考える性格で、調査を行って見えてきた課題や解決策を検討することが性に合っていました。

 

Q31週間の大まかなスケジュール

月曜日 5時半起床 在宅で課題等進める 読書 24時就寝

火曜日 5時半起床 2/3/4限授業、放課後学習 24時就寝

水曜日 5時半起床 3限のみ授業 作品展実行委員会の作業 24時就寝

木曜日 5時半起床 16時から21時までアルバイト 24時就寝

金曜日 5時半起床 16時から21時までアルバイト 24時就寝

土曜日 6時起床  フリー 卒制進める 読書 24時就寝

日曜日 6時起床  フリー 16時から21時までアルバイト 23時就寝

※毎朝、毎晩30分〜1時間程度愛犬2匹と散歩、身体を動かす。

 

Q4)設計課題等で作成したもの

集合住宅×温泉 〜地域交流の場〜

Q2で紹介した作品になってしまいますが、集合住宅と温泉を掛け合わせた施設を計画しました。対象敷地が斜面地にあり、周辺に休息場がなかったことから地域住民が交流できるよう屋外空間も工夫しました。

 

Q5)大学に入って大変だったこと

コロナ禍の影響

大学入学時から新型コロナウイルスの影響を受け、長期間通学できなかったことです。大学も初めての対応に追われ、オンライン授業が確立されるまでも時間が掛かりました。授業内でわからないことをすぐに先生に聞けなかったことが大変でした。長期間の在宅時間を有効活用すべく、資格勉強を行ったことは良き選択だったと思います。

 

Q6)これから建築を志す後輩へのメッセージ

自ら学ぶ積極性

私は大学入学時から新型コロナウイルスの影響で「受け身ではいけない」と考えが一変しました。何をすべきなのか、自分には今何が必要なのか、を日々考えては行動に移すことが大切だと思います。私もそのように行動してきた結果、今も後悔ありません。

 

Q7)将来の夢

古民家を購入し自ら改築するのが夢

私は昔から築年数が古い建築物が好きであり、将来は自然豊かな場所にある古民家を購入して自ら手直ししながら住みたいという夢があります。学生時代に建築について学んだことで、実際に自分の手でやってみたいと思うようになりました。改築の途中に失敗をするかもしれないけれどそれも経験になるのでいいかなと思います。