【建設学生団体・紹介】前橋工科大学 えん(建築まちづくり部)

 えん(建築まちづくり部)は伝統ある建築学生サークルです!来たれ新入会員!絶賛募集中!

えん(建築まちづくり部)は、公立大学法人前橋工科大学の公認サークルです。工学部建築学科の学生を中心に設立され、20年以上に渡り活動している歴史ある学生団体です。

前橋工科大学工学部は2022年に学部再編により学群制となりました。建築・都市・環境工学群では、1年次は学群共通科目、工学基礎科目を中心に学び、2年次からは自分が学びたい方向性に応じて3つのプログラム(土木・環境プログラム、建築都市プログラム、工学デザインプログラム)から選択していくカリキュラムとなっています。また学生は所属プログラムに関わらず、同学群の科目は自由に選択履修して、卒業単位を取得できるため、学びの中心を土木や工学デザインに置いている建築学生が存在している点も特徴的です。

えん(建築まちづくり部)には毎年、建築やまちづくりに興味を持っている学生が集まり、イベント等を通して街や街の人と繋がりを持つことで、「建築」や「まちづくり」について考えています。参加学生も学部や学群を問わず、大学院生から1年生まで幅広いことが特徴となっています。

 えん(建築まちづくり部)のすごいところ!アピールポイントやメリットなど

2025年度代表を務める前橋工科大学 建築都市環境群 建築都市プログラム 3年 佐々木悠真さんに、えん(建築まちづくり部)の「すごいところ」を3つ挙げていただきました。

・Point1:他の学生より建築に触れる機会が多い!

・Point2:ボランティアやイベントに参加することが多いので地域コミュニティと接する機会が増える!

・Point3:自分の得意分野が見つかる!

えん(建築まちづくり部)の活動は、学外に出ていくことが特徴です。学生同士はもちろん、まちの商店街やイベント主催団体などとの交流が多く、前橋を中心に群馬県の地域コミュニティとの関りが多くなっています。

毎年参加しているイベント行事もありますが、先輩達が長く活動していることで、えん(建築まちづくり部)の活動に対する認知度もあり、新たに声が掛かることもあります。

参加イベントの主旨や目的に沿いながら、えん(建築まちづくり部)として、建築・まちづくりの体験活動を積極的に進めていく!建築とは?まちづくりとは?実体験を通して自ら学びを得ていくことが参加する醍醐味です!

 えん(建築まちづくり部)の主な活動

群馬県内(主に前橋市内)で行われるイベントへの参加や建築巡りなどをメインに活動しています。去年は前橋花火大会で子供向けの模型づくりワークショップを出店しました。また他にも富岡元気フェスや七夕まつりなどにも参加させていただいています。建築巡りは学生が興味ある建築をまとめ、自分たちで予定を立てて様々な建築物を巡っています。他にも建築コンペティションの意見交換なども行っています。

■定例会:前橋市内 月間集合回数・・・1回

■年間スケジュール(2024年度の例)

 えん(建築まちづくり部)の活動紹介(2024年度)

■新入生説明会・歓迎会 4月

4月は新入会員募集の時期!入学式では えん(まちづくり建築部)をはじめ、多くの学生サークルがチラシを配布して新入生にアピールを行います。

えん(建築まちづくり部)では、2024年4月17日(水)に学内で「新入生説明会」を開催して活動内容を紹介しました!チラシ配布を頑張ったおかげで教室は満席となり、立ち見もでる状況となりました(笑)

しかし、えん(建築まちづくり部)の魅力を知っていただくには、まずは学外活動を体験していただくのが一番です!そこで2024年度は、日頃から えん(建築まちづくり部)の活動を応援頂いている総合資格学院前橋校と共同主催で「建築学生交流会 BBQ」を開催しました!

「建築学生交流会BBQ」は、4月27日(土)11:00から総合資格学院前橋校の駐車場で開催し、参加無料で途中参加や早帰りも自由としました。参加資格も建築学生であれば学校や学年を問わない交流会ですが、前橋工科大学の新入生中心に50名以上が参加して大盛況の結果となりました!

これだけ多くの新入生に喜んでいただけるなら今年もやるしかない!2025年度も開催いたしますので、新入生の皆さまはぜひご参加ください!

■前橋街歩き 5月

前橋工科大学の学生は、案外地元出身は少なくて、多くが市外・県外から入学しています。大学付近に転居して、毎日通学しているばかりでは街の何処に何があるのかわからない状況です。そこで、えん(建築まちづくり部)が実施するのが「前橋街歩き」です。2024年は5月19日(日)に前橋街歩きを行いました。街を歩きながらクイズを解いたり作ったりしました。新しい出会いも多く、前橋の未来について考える時間になりました!

■富岡げんきフェスタに体験型ブースを出展 5月

富岡げんきフェスタは、群馬県富岡市で開催されている、恒例のまち起こしイベントです。2024年5月26日(日)に開催された、第23回富岡げんきフェスタに えん(建築まちづくり部)は、「お家を編む」というテーマで、富岡製糸場にちなんだ、糸を使った体験型ブースを出展しました。

来場した子どもたちに、木造軸組み模型に糸を編んでもらい、最後にはみんなで作り上げたカラフルなお家が完成しました。

富岡の方々との交流もあり、まちづくりについて考えたり、自分達の活動についてお話出来たりと貴重な経験となりました!

■空き家リノベーション

空き家再生活動に取り組んでいる学生団体は多いと思いますが、えん(建築まちづくり部)では、2024年、メンバーと他大学の学生との交流が縁となって、有志が空き家リノベーションに参加することになりました。

軽井沢などで、空き家再生事業を行っているZeronityさんとFrom-re-scratchさんにお声がけいただき、6月1日・2日を第1回、6月29日・30日を第2回として空き家リノベーションに参加しました。

第1回はリメイクシートを貼ったり家全体の雰囲気を決めたりしました。第2回では襖を張り替えたり、階段にフローリングを貼ったりと、表面を整える作業を行いました。

初めての作業に最初は戸惑いながらも、次第にどうしたら綺麗にできるか、どう言ったデザインにするかなどをみんなで検討しながら、順調に作業を進めることが出来ました。

今の時代、空き家について考えること、行動することは大きな意味があると感じていまして、2025年度も空き家リノベーションは活動を継続する予定です!日程や参加できる人数などに限りはありますが、興味がある学生はぜひ声をかけてください!

■建築巡り(東京 代々木・原宿・六本木) 6月

えん(建築まちづくり部)では、年数回、建築巡りを行います。そこで常に観たい建築はリストアップしています。もちろんただ見るだけではなく、周辺環境や歴史、設計した建築家や建築物の特徴などを、事前にしっかり予習してから観にいくのが正しい建築学生ですよね!

6月15日(土)の東京建築巡りでは、明治神宮ミュージアムや代々木体育館、ハラカド、国立新美術館、21_21 DESIGN SIGHTなどを見学しました。

長年保存されてきた歴史ある建物からその保存の仕組みを、新しい建物から現代の空間に対する考えを学びました。また、みんなで街を歩くことで街に溢れる建築や生活への感じ方などを共有しました。

■七夕まつり

前橋では七夕祭りに力を入れていて、前橋中心商店街、JR前橋駅前エリア、広瀬川河畔緑地エリア、馬場川通りエリアで、3日間の催しが繰り広げられます。

えん(建築まちづくり部)では、毎年、中心商店街で展示を行っており、2024年は1年生が主体となり、建築学科×七夕のデザインを考えました。

作成物が大きかったこともあり途中難航して大変でしたが、みんなの願いを載せた七夕飾りを完成させることが出来ました!実際に自分たちで制作した七夕飾りが展示され、多くの方に鑑賞されている様子を見て感動してしまいました!

■前橋花火大会(模型作りワークショップ)

前橋花火大会は利根川河畔で開催され、毎年、県内外から沢山の観客が訪れ夏の風物詩として多くの方々に親しまれています。

2024年の花火大会は8月10日に開催され、花火大会の絶景スポットである、敷島公園、正田醤油スタジアムで開催されるイベントに えん(建築まちづくり部)は模型展示と模型作りワークショップを出展しました。

事前に大学で展示用模型の制作と添景作成用の材料の準備を行い、当日は来場した子どもたちに、添景作りワークショップを体験してもらいました。このイベントが1年生には、ほぼ初めての模型作りの体験となりました。

ワークショップの後は、もちろん参加メンバーで花火も楽しむことができました(笑)

■文化祭(前橋工科大学 学園祭・翌檜(あすなろ)祭) 10月

2024年10月26日(土)、27日(日)、前橋工科大学学園祭(翌檜祭)が開催されました。えん(建築まちづくり部)は、教室を借りて同じ建築系サークル、毎週住宅をつくる会(shu-mae)と合同展示を行いました。

えん(建築まちづくり部)の展示は、学外活動の報告とイベントで制作した成果物がメインですが、学園祭には前橋工科大へ進学を考えている高校生や、他大学の学生など多数が来場するため、えん(建築まちづくり部)の活動を多くの方に知っていただけるよい機会となりました。

■秋の建築巡り(富弘美術館・草木ダム) 11月

秋になれば紅葉を見たい!メンバーの意見をもとに、秋の建築巡りは、自然溢れる群馬県みどり市、草木湖畔にたたずむ富弘美術館に行きました。みどり市東町出身の詩画作家 星野富弘さんの作品を展示する富弘美術館は、建築家ヨコミゾマコトさんによる設計で、大小33個の円い部屋からなる卓越した空間デザインが見どころです。

草木湖畔はオートキャンプ場やバンガローが建ち並び風光明媚な景色が広がりますが、富弘美術館から徒歩でいける草木ダムに向かい見学しました。雄大な眺望と自然を堪能することができました。

■建築巡り(東京 上野)3月

3月の建築巡りは再び東京へ!今回は上野周辺の建築見学です。国立西洋美術館や国際子ども図書館、国立科学博物館を観て回りました。

いずれも歴史的な価値がある名建築ですが、展示の方も素晴らしくて、観覧には結構時間が必要です!メンバーは上野の建築を制覇したい気持ちで向かいましたが、とてもすべてを観ることはできず、上野建築は再チャレンジも考えています!(笑)

皆さまも次回はぜひ一緒に見に行きましょう!

まとめ

えん(建築まちづくり部)の2024年度を通した活動を紹介しましたが、過去には学内で建築設計コンペを企画、主催し運営も行っています。また、えん(建築まちづくり部)の活動方針はメンバーがやりたいことを積極的に実現していくことです。1年生の意見も取り入れていきますし、えん(建築まちづくり部)に参加することで、多くの建築学生が仲間になり、学生同士の交流が生まれます。その中で、有志による新しい企画やイベントが生まれていくことも魅力的な点となるでしょう!

2025年も新入会員を積極的に募集していますので、ぜひお気軽にご参加ください!

■新入生説明会:2025年4月16日(水)予定

■建築学生交流会BBQ:2025年4月19日(土)予定

詳細は、代表への連絡やSNSからご確認ください!

 えん(建築まちづくり部)メンバー構成(2024年度)

・合計人数:73人

・学年人数:院生:1人、4年10人、3年7人、2年&1年55人

 えん(建築まちづくり部) 各種情報

代表(2025年度)

前橋工科大学 建築都市環境群 建築都市プログラム 3年佐々木悠真

代表メールアドレス : m2311066(a)maebashi-it.ac.jp

※迷惑メール対策で@を(a)に変えています。連絡の際は修正をお願いします。

各種URL

・X(旧Twitter):公式X(@enn_archi_mit)

・Instagram : 公式インスタグラム(enn_archi_mit)

※本記事に掲載した図版、写真は、前橋工科大学 えん(建築まちづくり部)提供によるものです。

(本記事は、総合資格naviライター kouju64がインタビュー取材を行い、記事構成しました。)