建築学生の日常 ~東洋大学2年~
東洋大学/理工学部2年
Q1)建築を志したきっかけと現在の大学に進もうと思ったきっかけ
ものづくり~
幼い頃から、もの作りが大好きで中学3年生の時に私の母校(工業高校)の学校説明会に行った際に、先輩たちの作品を見て、学生のうちから本格的な図面を書いているのに感銘をうけて建築の世界に入ろうと思いました。
大学に入ったきっかけとして、高校で建設全般を学んで、私は都市計画というものに興味を持ちました。なにもない土地からどんなものを計画すれば人が集まるだろうという計画段階にワクワクしたからです。それを実現するには大学に入って都市計画を学びたいと思い、進学を決意しました。
Q2)好きな授業とその理由
建築設計製図
私の好きな授業は建築設計製図という授業です。自主設計を行い自分が設計した成果物を最後、講評会を行う流れです。
理由として、自分で一から建築を考えることができ、それを建築士の方に見てもらってより良い作品に仕上がっていく過程が面白いと思ったからです。
Q3)1週間の大まかなスケジュール
月曜日 9時起床 4、5限授業、夜23時までバイト 深夜1時就寝
火曜日 7時起床 2、3、4、5限授業 23時就寝
水曜日 6時起床 1、3限授業 夜23時までバイト 深夜1時就寝
木曜日 6時起床 1,4限授業空き時間課題まとめ、夜21時まで部活 24時就寝
金曜日 6時起床 1限~3限授業、夜23時までバイト 深夜3時就寝
土曜日 9時起床 午前フリー午後深夜23時にかけてバイトで5時間拘束 2時就寝
日曜日 8時起床 フリー〈youtubeを見たり本を読んだりして過ごす〉 2時就寝
Q4)設計課題等で作成したもの
2年生の春学期に履修した設計課題で、ライブラリーカフェというものを設計しました。計画地は埼玉県の川越駅近くにある、計画です。
私はそこで、図書館に行く目的でなくても、自然に立ち寄りたくなるような設計を意識しました。そこで、一階~3階まで中庭が通るような形にして、一階にはピロティ空間を設けて、町に広がるように意識しました。
Q5)大学に入って大変だったこと
数学
大学に入って大変だったことととして、理系科目が大変でした、私は高校時代数学Ⅲと物理を履修しておらず、大学に入りました。
大学入学してから必修として、微分積分学という授業があるのですが、進め方として、数学Ⅲの内容を理解しているものとして、問題を解説するため、自分は何をいっているのか理解できず、授業についていくのに必死になりました。なんとか単位はとれたのですが、焦りであったり、周りと比べてしまったりと、精神的にとても大変でした。
Q6)これから建築を志す後輩へのメッセージ
挑戦
これから目指していく方たちへ、ものづくりが好きっていうだけで、建築の世界に入っていいと思います。世間では理系と言われており、もちろん大学では数学を習いますが、今では専門学校、工業高校でも建築を学ぶことができ、また理系が一切できなくても、デザインの一種であるため、難しく考えることはなく、気になったら挑戦してみるのも楽しいと思います。課題などは大変ですが、自分一人ではなく、たくさん仲間がいるので、自分の可能性を広げるのに建築の世界に入るのはいかがでしょうか?
Q7)将来の夢
デベロッパー
私の将来の夢は、ディベロッパーという仕事につきたいと考えています。不動産関係で土地を見て、計画して、ゼネコンや設計会社に発注するように、自分が一番先頭に立って計画するというのに魅力を感じ、何でも誰かが発起人となって考えないと、もの事は進まないと思うので、そのように自分が第一に先頭に立って町を変えていきたいと考えました。
Q8)今考えている事や伝えたい事
大学のメリットについて伝えたいと思います。
大学では全て自分で授業を計画することができるため、責任というものはありますが、好きにでき、また遊ぶ頻度も多くなると思います。遊ぶというのは単に騒ぐことではなく、将来の経験や計画すること、一人で考えたり、誘ったりといった、今までは経験したことのない、社会生活としての知恵を学ことができるので、おすすめします。